本地区は宍道湖西岸に位置した斐川町にあって、南部の山麓谷間に緩やかな傾斜地を形成した肥沃な重粘土質の圃場を有します。西には富士通や島津製作所などを誘致する工業団地、東には358本の銅剣と銅矛16本、銅鐸6個が発掘された荒神谷遺跡を構え、古代歴史と最先端技術に包まれた地域です。
本地域の農地は、昭和48年より河川の改修を含め30a区画の圃場整備事業が実施されました。また、近年では平成14年にかけて砂による客土、砂を使った暗渠排水と一部パイプライン架設を行う土地改良総合整備事業が実施されました。
”アグリードいずも” 名称の由来
アグリードとは”アグリカルチャー(農業)”と”リード(牽引)”の造語です。
出雲市斐川町、アグリードの所在する地は小高い山々と斐伊川に育まれ、古代より水と土に恵まれた農業の地です。
山谷には銅剣・銅矛が出土する遺跡があり、すそ野には最先端技術の会社が立ち並びます。
古代神秘とハイテク産業が融合する場所が、ここ、アグリードの地です。
組織概要
名称 | 農事組合法人 アグリードいずも |
組織形態 | 集落一農場方式の営農組合法人組織 環境保全型農業(エコファーマー) |
役員 | 代表理事組合長 黒田幸司 |
組合員 | 36名(専従者5名) |
生産物 | 水稲・放牧・ハトムギ・他 |
経営面積 | 71ha |
住所 | 〒699-0504 島根県出雲市斐川町三絡911-1 |
TEL・FAX | 0853-31-4741 |
農産加工場「レコルト」
住所 | 〒699-0504 島根県出雲市斐川町三絡960-3 |
TEL・FAX | 0853-25-8867 |
沿革
組織の歩み
平成 2年 | 新川以南中部土地改良総合整備事業開始 |
平成 7年 3月 | 営農組合設立検討委員会の発足 |
11月 | 任意営農組合を設立「羽根西営農組合」 |
平成 8年 9月 | 以南中部土地総事業により砂客土事業を開始 |
平成12年 2月 | 集落一農場方式に同意 |
3月 | 北部のパイプライン敷設完工 |
平成14年 3月 | 砂埋設暗渠排水敷設事業完工 |
平成15年 6月 | 法人化に向けて検討を開始 |
平成16年 2月 | 担い手専従制度と農地集積による規模拡大を決定 |
平成17年 3月 | 担い手専従者1名の創設 |
平成18年 8月 | 特定農業団体への移行 |
平成23年 2月 | 担い手専従者を2名に増員 |
平成26年 1月 | 農事組合法人を設立「農事組合法人アグリード羽根」 |
12月 | 担い手専従者を3名に増員 |
平成27年 1月 | 神田営農組合を設立 |
平成28年 1月 | 農事組合法人神田を設立 |
平成30年 3月 | 農産加工場「食創工房レコルト」開設、6次化事業開始 |
令和 3年 3月 | 農産物検査地域登録機関登録 |
令和 4年 3月 | 乾燥調製施設竣工「70石4基」 |
6月 | 「美味しまね認証」取得 |
令和 5年 2月 | 神田と羽根の2組織で合併し「農事組合法人アグリードいずも」に |